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 テクニック

 則本純佑の「1日3分でわかる気功のレッスン」

【指導編】”触れただけ”で緩ませる身体の使い方

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おはようございます。

横浜の気功・整体教室
心身楽道の則本純佑です。


いつもメルマガをお読みいただき
ありがとうございます。


本日は水曜日となりますので、

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■毎週水曜配信

則本純佑の
『1日3分で分かる気功のレッスン』

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をお届けいたします。




前回は、
道具に気を通す技法をご紹介しました。


「する」ときの感覚と
「やめる」ときの感覚を同時に感じる
という極意的な技法です。


そこまでできなくても道具への触れ方、
道具での相手への触れ方を
意識するだけでも効果が上がります。


今回はゲストの天野先生と
基本的なところを
おさらいしていきたいと思います。


基本的なところというのは以下の原則です。


・緩むには自分や相手の体と心を感じる
・緩むと気が通る
・気が通ると緩む


「気」は科学的(物質的)には
検出できないので特殊なものと考えたり、
否定する人もいます。


気が通らないと緩まないので、
緩ませられる人は無意識にでも
気を使っていることになります。


気を押し出すような動作

(ドラゴンボールの
 かめはめ波みたいなイメージ)

によって気が出ると
思っている方が多いですが、

ポイントは「感じる」ことによって
緩むことなのです。


「感じる」の部分は
「声を聴く」とか「気づく」という
言葉に言い換えてもよいです。


緩んでいるという感覚が分かれば
その感覚を追っていけば
施術効果が出ることになります。


これが分からないと
当てずっぽうで施術することに
なってしまいます。


味見もしないで
料理を作るようなものです。


料理に限らず、何を練習するにしても
フィードバックが無いと上達しません。


「患者さんによって
 効果が出たり出なかったりする」

という悩みをお持ちの先生が多いです。


緩む感覚が分かれば、
効果が出ないということは
ほとんど無くなります。


人によって効果が出るまでの時間と
効果の感じ方が異なるだけです。


この講座では心技体の
トレーニングについて述べてきました。


これまでとは別の言葉で書くと
以下のようになります。


心:自分や相手の無意識の声を聴く
技:触れたときの相手の体の声を聴く
体:自分の体の声を聴く


今回は「体」の要素について
体感していただきます。


体を動かしたときに体から
「この動きは心地よい」とか
「この動きはきつい」という声が出ています。


心地よいという声に従えば緩むので
力が出やすくなったりします。


ほとんどの人がこの声を無視しています。


残念なのは施術家やトレーナー、
ヨガのインストラクターなど
身体のプロも同様なことです。


膝などを痛めて
ヨガのインストラクターを
辞める人が多いそうですが、

ヨガ教室で教えているところを見ると
体を壊す動きをしています。


施術家さんも体を壊す動きを
している人が多いです。


解剖学を勉強しても
身体感覚とリンクしていなければ
施術に活かせません。


ストレッチ・マッサージ・
トレーニングでは、

「きつい=効いている」

と思っている人が多いと思います。


体の声を聴きながら行えると、
きつい刺激は逆効果になることが
多いことが分かります。


「やってもらった感がない」
と思われてしまうくらい
弱い刺激で効果が出ます。


緩んだときは単に筋肉が柔らかくなって
可動域が広がったりするだけでなく、
力の出方が改善します。


何度か述べてきましたが、
ほとんどの関節は螺旋的に動きます。


肘関節は伸展時内旋の螺旋で動きます。
蝶番関節はほとんど螺旋の動きをします。


自分の関節を正しく動かせると
相手を緩ませることができます。


また、相手の関節を正しく動かせると
相手を緩ませることができます。


原則を整理すると
以下の3点になります。


1.
自分の関節を正しく動かすと緩む

2.
自分の関節を正しく動かして
相手に触れると自分も相手も緩む

3.
相手の関節を正しく動かすと
相手を緩ませられる


2はちょっと不思議に
感じるかもしれませんが、
後ほどワークで実証します。


今回は時間の関係上、
1と2だけ体験していただきました。


3については、
自分の関節が正しく動かせないと
他人の関節を正しく動かすことはできません。


音楽を教える場合にたとえると、
自分が音程が分からないと
他の人の音程を指導できません。


自分の音程が分かると生徒さんは
それに合わせることができます。


まず、単純に肘を
曲げ伸ばしする動きを
見てみましょう。


肘を単純に屈曲・伸展するのは
ドアを開けるときに
わざわざ上か下に押しながら
動かすようなものです。


正しく動かしてあげるだけでも
動きがスムーズになったりします。


根本的には日常の動かし方を
変えていただく必要があります。


患者さん自身で
動かしてもらったときの動きを
チェックする先生は
あまりいないようですが、

慣れると問題点が
分かるようになります。



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【ワーク】
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肘を曲げ伸ばししてもらいます。


抵抗を加えても
曲げ伸ばしできるか調べます。


曲げた状態と伸ばした状態で
筋反射テストなどを行っても良いです。



■解説


天野先生の場合、
手のひらを前に向けたまま
屈曲させていました。


この状態で
筋反射テストを行うと力が抜け、
緊張していたことが分かります。


螺旋的に屈曲するときは
手のひらが自分の方に向き、
さらに外側に向くように動きます。


伸展するときは手のひらが前に向いて、
親指の側に少し倒れるはずです。


このように動かせると
抵抗を加えられても動かせます。


自分が螺旋の動きができているかどうかで、
触れた相手が緊張するか緩むか決まります。


先ほど述べた2番目の原則になります。



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【ワーク】
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腕を伸ばした状態で相手に触れます。


しばらく触れたあと、
可動域チェックや
筋反射テストを行います。



■解説


腕が正しく伸ばせたときは
相手に気が通る感覚が生じます。


触れられた側も緩んでいく感覚が
分かることがあります。


これだけで緩ませられるのですが、
意識している先生はほとんどいません。



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【まとめ】
=========


1.
緩むには自分や相手の体と心を感じる

2.
緩む感覚を追うことで
施術効果を上げることができる

3.
自分の関節を正しく動かして
相手に触れると自分も相手も緩む


次回のレッスンも
楽しみにお待ちください。


則本純佑



追伸


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